剣盾ランクマッチS10 最終175位/2023 弱保ウーラオス軸対面構築
s10お疲れ様でした。
これまでの環境トップポケモン が使用禁止になり手探りで潜り続けた新シーズンでしたが、目標であった最終レート2000を初めて達成することができたので構築記事を書きました。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
構築コンセプト
崩しと詰めの役割集中
①弱保ウーラオスによる崩しからスカーフパッチラゴンによる詰め
②草食滅びの歌マリルリによる崩しから弱保ウーラオスによる詰め
相手の読みを外した並び
③オーロンゲ+積みポケモンを採用しないことで並びから初手ダイマ構築と悟らせない
構築経緯
・シーズン中盤までは、チョッキマリルリや珠ピクシーといった火力と耐久を両立できるポケモンをエースとした構築を使っていたが、Sの遅さによるデメリットが大きく、ダイマエースには最低でもパッチラゴンより速いポケモンを選ぶ必要があると感じた。
・また今シーズンはパッチラゴン+水妖+地面の並びが多かったため、これらの並びに一貫性を持てるポケモンをダイマエースにすることにした。
上記の条件に当てはまるポケモンを探していたところ、転載元の弱点保険水ウーラオスが非常に環境にマッチしてると考えエースとして採用することにした。
【単体考察4】弱点保険ウーラオスの初手ダイマは絶対強い【ポケモン育成論】 - しおのポケモン考察記
次にこちらが初手ダイマを切った後の相手のダイマへの切り返し枠として襷ホルードを採用。詰め枠として上からの高火力の押し付けが強力なスカーフパッチラゴンを採用した。
ここまでを物理アタッカーで固めていたため、特殊アタッカー枠としてタイプ一致ダイジェットを打つことのできる珠リザードンと初手で出し負けた時の受け要員としてモロバレルを採用。
エースをサポートする想定外からの崩し【草食滅びの歌マリルリ】
シーズン終盤に基本選出が不利をとる物理受けの草タイプポケモンが流行しており、またそういった構築にはラッキー系統やアシレーヌ等のリザードンによる突破が難しいポケモンが同居していたことから、これらの並びを崩せる草食滅びの歌持ちマリルリを最後に採用した。
この並びでレート2000を達成したが、特殊リザードンの選出が全くと言っていいほど出来なかったため、一定の並び@1に刺すことのできる物理腹太鼓型に変えて構築が完成した。
個別紹介
ウーラオス(連撃の型)@弱点保険
性格:意地っ張り 特性:不可視の拳
205(236)-176(76)-122(12)-×-81(4)-140(180)
調整意図は転載元をご覧ください。
https://shio-poke.hatenablog.com/entry/2020/09/13/200000
耐久に努力値を振り弱点保険を持たせることで、新環境トップメタであるパッチラゴンやアシレーヌとの優劣を逆転させることが出来る最強ポケモン。上記のポケモンを突破すると裏に控えているのが明確にに弱いポケモンであることが多く、初手ので試合を決めることも少なくなかった。最終日は上位に行くほど弱保をケアした動きをされ、初手ダイマの扱いの難しさも感じた。選出率1位。
ホルード@きあいのたすき
性格:意地っ張り 特性:力持ち
161(4)-118(252)-97-×-97-130(252)
電光石火 こらえる じたばた 地震
相手のダイマへの切り返し枠。こらえるは相手のダイマターンを枯らしたり自らじたばたの火力を上げるのに有用だった。性格は同速やパッチラゴンに勝てる最速の方が良いかもしれないが火力が欲しかったのでいじっぱりのまま使い続けた。たまに見かけるアイアントやアーマーガア、ジュナイパーに何も出来ないのだけが難点。選出率2位。
パッチラゴン@こだわりスカーフ
性格:ようき 特性:はりきり
166(4)-152(252)-110-×-90-139(252)
電撃嘴 逆鱗 火炎放射 燕返し
詰め枠。初手の水ウーラオスがフェアリータイプと対面した場合、弱保を発動させながら突破していたり、またウーラオスを止めるのが相手の襷ホルードであることが多かったため、ラストにパッチラゴンの電気か龍の一貫を作れていることが多く詰めとして非常に強力なポケモンであった。ラス対面スカーフ地面やスカーフ氷を引くと負けになるので選出段階での見極めが大切。3桁乗るまでは基本選出の一体であったが、3桁帯では後述するマリルリに出番を譲ることが多かった印象。選出率4位。
マリルリ@カゴの実
性格:穏やか 特性:草食
207(252)-×-112(92)-80-133(164)-70
渦潮 滅びの歌 守る 眠る
HB:陽気ウーラオスの雷P乱2(76.8%耐え)
影のMVP。基本選出が不利をとるモロバレルらを誘って滅びの歌で1ー1交換をしていく。こちらの構築にモロバレルがいるため、草物理受けポケモンの非選出率がほぼ100%であり上位帯でかなり活躍してくれた。場合によるが基本的には初手に置き相手の後出しポケモンを嵌めていく。ゴーストタイプは渦潮中でも交代可能なためガラルサニーゴを嵌められないのだけが難点だった。選出率3位。
モロバレル@くろいヘドロ
性格:のんき 特性:再生力
221(252)-×-134(252)-105-101(4)-45
究極の見せポケモン。あまり選出しないので途中外そうかとも考えたが、このポケモンのおかげで上述したマリルリが活躍できていると気づき最後まで構築に入れ続けた。受けサイクル相手にはマリルリと一緒に選出する。選出率5位。
リザードン@おぼんの実
性格:意地っ張り 特性:猛火
168(116)-132(124)-99-×-106-152(252)
A:+6 ダイバーンでHB奇跡サニーゴ確1
S:準速
H:あまり
地雷枠。当初はよくいる特殊珠リザードンを使っていたがリザードンが重そうな構築には必ずと言っていいほどラッキー系統が同居していたため、それらを起点にできる腹太鼓型に変えてみた。が、最終日2日前に構築に入ってきたこともあり、ほとんど選出することは出来なかった。一応ガラルサニーゴを突破できる唯一のポケモン。選手率6位。
選出パターン
vs 相手にやがいる時
+ +
vs 相手にやがいない時
+ +
受けサイクル
+ + or
重いポケモン
鬼火外し期待。催眠は知らん。
が出せなきゃ終わる。。
Cが無振りなら一応で嵌めれるけど後出しは不可。。。
全体的にやけどに弱すぎ。。
後語り
ここまでご覧頂きありがとうございました。新環境となり難しいシーズンでしたが、今まで使っていなかったポケモンを使うことができ結果として楽しいシーズンだったと思います。
そろそろエスバやミミッキュが恋しくなってきましたが構築記事が出揃う来シーズンもめげずに頑張りたいと思います。
最後に、弱保ウーラオスの記事の転載許可を頂いたしおさんありがとうございました。
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